9月最初の日曜日は、洗礼式が行われます。洗礼式とは、イエス様を救い主と信じて、自分の罪を悔い改める洗礼を教会が授ける時です。教会がとても大切にしてきた儀式です。洗礼を受けるということは、クリスチャンになることであり、生涯を終える時まで信仰を持って生きることです。洗礼を受ける方と洗礼の準備をするとき、地上の死を迎える時、教会から旅立つことができるように、その時まで信仰を守り続けることができるように祈ります。未来のことは、私たちにはわかりません。地上の生涯をどのように終えるかだれもわからないのです。しかし、地上の生涯の後に続く神に国での人生を信じる時、イエス様が私たちの道となって神様の国へと導いてくださることを知らされ安心が与えられます。私たちの死には、その後に続く神の国での日々があるかと思うと死にも希望があります。洗礼式が神様の祝福で満たされた時間となり、若い魂が人生の最後まで信仰を守り抜くことができるようにお祈りします。「あなたは行って、すべての民をわたしの弟子にしなさい。彼らに父と子と聖霊の名によって洗礼を授け、あなたがたに命じておいたことをすべて守るように教えなさい。わたしは世の終わりまで、いつもあなたがたと共にいる。」マタイによる福音書２８章１９節