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十字架の見えるテラスから(63)

本日は召天者記念礼拝です。昨年の召天者記念礼拝から、今日までに神様のもとに召された皆さんを覚え、またこれまで教会との関わりのなかで神様のもとに召された皆さんを覚えて礼拝をおささげします。毎週礼拝のなかで祈る「主の祈り」には、「みこころの天になるごとく地にもなさせたまえ」という言葉があります。聖書には、いくつか天と地がつながっていることを感じさせる言葉がでてきます。天は私たちには見えない場所であり、そこには神様がおられます。私たちは天に行き、神様のもとで憩う日を思いつつ地上を歩みます。地上の歩みが全てであるとしたら、私たちはどこにゴールを求めれば良いのでしょうか。死がゴールなのか、永遠に生まれ変わるのか。イエス様が私たちに示してくださったゴールは、神様のもとに用意された場所があるということです。天を思いつつ地上を生きる。これまで神様のもとに召された皆さんが示してくださった道を、私たちも歩みたい。そう思いながら今日の礼拝を守りたいと思います。