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十字架の見えるテラスから(70)

先週の木曜日に東海連合長老会の長老、執事修養会が平塚富士見町教会を会場に行われました。静岡と神奈川の四つの教会から教会を導く立場にある長老、執事が集まって「祈り」について学びました。久しぶりに開かれた会でしたが、落ち着いた良い学びの時でした。普段は違う教会で礼拝をしている人たちが一緒に教会に集う時、不思議と安心感を覚えます。それぞれの教会では教会を導く立場にある方達ですが、一緒に学ぶことでお互いが普段は相談できないことを語り合うことができます。今回は「祈り」というテーマで講演を聞き、話し合いました。人前で祈ることの多い長老、執事の皆さんにとってどう祈るべきなのか迷うことが多いようです。「とても楽しみに来ました。」と静岡から来られた長老さんがおっしゃっていました。人生の中で、どのような人と交わりを持ち、一緒の時間を過ごすかは人それぞれ違います。教会の交わりというのは、改めてとても穏やかで楽しいだけではなく、心に残る喜びがあり、自分の内面を育てることができる交わりだと感じました。時にはぶつかることもあり、時にはつまづくこともあります。しかし、教会につながり続けることでぶつかった人と祈りあう時が与えられ、つまづきを超える喜びが与えられるのです。このような交わりがこれからも回復されていくことを願った一日でした。