５月２１日の礼拝後に教会墓地に行き、墓前祈祷会を行いました。一年に一度行われる墓前祈祷会は、教会を支えられた皆さんを覚えることができる貴重な時間です。今年は、一名のかたの納骨式を行いました。よくご自宅をお訪ねしたことを思い出しながら墓前祈祷会の時を持ちました。信仰を持って生きること、死ぬこと。それは苦労もあり、悲しみもあり、最後は死も経験します。信じるものとなってもそのような苦難は無くなることがありません。そうであるならば、なぜ信じるのでしょうか。それは、私たちと同じように地上で苦労し、悲しみと痛みを経験して、死なれたイエス様と同じ経験をすることが私たちを復活へと導くからです。誰もが平等に与えられている死は、私たちの心に刺さる棘のようにいつも私たちに不安を与えます。その死の棘は、イエス様によって取り除かれ、復活の喜び、イエス様につながる喜びが与えられていることに感謝したいと思います。