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十字架の見えるテラスから(122)

6月25日は東海連合長老会に属する教会同士の講談交換の礼拝でした。豊橋中部教会の阿部啓先生が平塚富士見町教会の礼拝で説教をしてくださいました。

私は、豊橋中部教会の礼拝で説教をさせていただきました。実は、豊橋中部教会は私の生まれ故郷です。私の父が牧師をさせていただいていた時がありました。ちょうど今の会堂を建築する時に私が生まれました。併設されている旭子ども園は、私が卒業した幼稚園でもあります。

卒園と同時に、父が神奈川県の教会に移りました。その時から40年が過ぎて、今回豊橋中部教会で礼拝を守らせていただきました。礼拝後には、「子ども時代に礼拝の喜びを知る」と言う題で30分お話をさせていただきました。幼稚園の時、一番近くに住んでいたのに、登園拒否をしていた自分を思い出しました。なぜ幼稚園に行きたくなかったのか。それは同級生とどうやって遊べば良いのかわからなかったからです。その私に幼稚園の先生はいつも寄り添ってくださいました。私が子どもと関わる仕事をしてきたのも、幼稚園の先生との思い出がとても良いものだったからです。そのことを思い出し、小さい頃に与えられたものは、大人になっても持ち続けることができることに気が付かされました。幼い時に日曜学校や幼稚園で礼拝を守ることが、大人になっても礼拝を喜ぶことになる力となることをお話しました。