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十字架の見えるテラスから(138)

写真は、夏期聖書キャンプの色紙とうちわです。

なぜ、うちわを写したかというと、夏期聖書キャンプで

大活躍だったからです。

 

バーベキューの時には火を大きくするために使いました。

暑さの中のキャンプだったので、いつもうちわでおあぎながら

火を起こし、ご飯を食べました。

 

そして、夜眠る時、子どもたちを寝かしつけるのに使いました。

大人数でのキャンプが初めて、お父さんお母さんから離れて泊まるのが初めての子もいました。楽しくて眠りたくない。他の人がみんな寝てしまって自分だけ眠れないのではないかという不安もあり、眠るまでは時間がかかります。その時にうちわが大活躍するのです。しばらく静かにうちわであおいでいると、自然に眠たくなって子どもたちは寝てくれます。今回も30分くらいあおいでいると全員寝てくれました。

 

次の日、2年生の男の子たちがやってきて「なんで昨日あおいでたの?いつの間にか寝ちゃったよ。」と言っていました。密かに「こちらの思惑通り(笑)」と思いました。

 

うちわの風が体を包むと、子どもは自分が見守られている安心を感じるのだと思います。それは私たちも同じではないでしょうか。聖書には神様の霊、聖霊を風として表します。目には見えない神様を感じる。神様が見守っていてくださることを風である聖霊によって知ることができます。優しい風がふくとき、神様が見守っていてくださることを感じてみてください。