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十字架の見えるテラスから(162)

11月19日は、久しぶりにアフタヌーンチャーチを行うことができました。WIZ Gospel Choirのみなさんの歌声が礼拝堂に響き渡りました。最初に牧師が短いメッセーをしましたので、その時お話しした内容を短くまとめまて書いておきます。

 

前回、WIZの皆さんをお招きしたコンサートは2020年7月でした。その時の感想で、メンバーの皆さんが礼拝堂でのコンサートのときには、何か暖かいものに包まれている気がしたと言ってくださいました。礼拝をした後の礼拝堂には普段にはない暖かさがあります。人のぬくもりとは違う何かです。

 

コロナウィルスの流行で礼拝ができない日々がありました。その時の礼拝堂はとても冷たくなっていました。人が集わない、冷たくなった礼拝堂で、教会に残るものは何だろうかと考えさせられました。その時に、最後まで残るのは、最初にこの教会を建てた人たちの思い、神様からここに教会を建てなさいと言われた使命だと思わされました。人間の思いだけで作られたものは、その人がいなくなればなくなります。しかし、神様からの使命として受け継がれたものはこうして残っていくのです。

WIZ Gospel Choirもそのような思いで作られたと聞きました。それならば、このグループもこれからもずっと残されていくでしょう。そのようなWIZのみなさんをお招きしてこの礼拝堂でコンサートができることを神様に感謝いたします。