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十字架の見えるテラスから(164)

今日は、アドベントに入る前の土曜日でした。毎年この日に教会に飾り付けをします。クリスマスを迎える準備をします。

毎年同じことの繰り返しですが、毎年喜びがあります。それがクリスマスです。もし、クリスマスがプレゼントを待つだけの日だったとしたら、また美味しいものを食べるだけの日だとしたら、いつかはプレゼントをもらうことや美味しいものを食べるのに飽きてしまうでしょう。もうクリスマスは必要ないとさえ思ってしまうかもしれません。

 しかし、イエス様のお誕生をお祝いする日としてクリスマスを迎えると、毎年喜びがあります。なぜなら、イエス様が来てくださらなければ、私たちの世界は暗くなってしまうからです。イエス様がこの世界に生まれてくださったことを毎年新しい気持ちで感謝する。なぜ新しい気持ちになるかといえば、イエス様がこの世にお生まれになってくださったことがあまりにも素晴らしいことだからです。その喜びは、毎年心の中で大きくなります。

 世界を見て、悲しいことばかりだと感じれば感じるほど、イエス様のお誕生は心の中に光を与えられる出来事です。

 

どうぞみなさんに今年もクリスマスの喜びがありますように、お祈りしています。