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十字架の見えるテラスから(179)

1月21日 説教要旨「聖なる、聖なる」 イザヤ書6:1~13 ヨハネ黙示録4:8 1「聖なる、聖なる、聖なる主よ、夜ごと、朝ごとにほめたたえん。 三つにいましてひとりなる。主こそ力に」神様の前に沈黙する時、私 たちは主なる神が聖なる方であることを知って沈黙するならば、神様 は私たちに罪の赦しと神様の召しにに答える力を与えてくださいま す。預言者イザヤはそのようにして神様に召されました。 2「聖なる、聖なる、聖なる主よ。聖徒も天使もみ名をほめ、昔も今 もとこしえに、変わらぬ神を伏し拝む。」聖徒と呼ばれる人たちや天 使は、人間にとって褒め称えられるべき存在になってしまうことがあ ります。しかし、私たちが礼拝するのは聖なる方、主なる神のみであ る。私たちが礼拝をおささげするかたは、他に代わりのない唯一の方 なのです。 3「聖なる、聖なる、聖なる主よ。暗黒はこの世をおおうとも、ただ 神のみは聖なる方。愛と栄に満ちあふる。」イザヤが神様から召され た時、長く王だったウジヤが死に、周りの国に戦いに強い王が生まれ たときでした。戦いが始まろうとする時、人々の目には不安や戸惑い があったことでしょう。私たちには、戦争や災害が起こる時、そこに 光を造り出す力はありません。しかし、主なる神にはお力があり、ど のような場所にも「光あれ」と光を造り出すお力があります。私たち は、この方を信じて歩む時、私たちの心にも愛と栄えが満ち溢れるの です。 4「聖なる、聖なる、聖なる主よ。み手に造られしものはみな。三つ にいまして、ひとりなる、神の栄えをほめ歌う。」この曲は「ニカイ ヤ」という名前が付けられています。それはニカイヤ会議で私たちの 信じる神は父、子、聖霊なる神、三位一体の神であると決められたか らです。この曲は、「三つにいまして一人なる」と繰り返し歌われる ことから、この名前がつきました。私たちは、神はどのような方であ り、私たちはどう礼拝するべきなのか。どのような方を礼拝している のか。主なる神への想いを成長させつつ歩んでいきたいと思います。