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十字架の見えるテラスから(184)

今日は、教会の女性たちが集まるルツの会がありました。この会では、以前にもご紹介しましたが、詩編を一編から読んでいます。今日は71編を読みました。長い詩でしたが、静かに読んでいると色々なことが思い出されました。特に、この詩編の18節

「わたしが老いて白髪になっても神よ、どうか捨て去らないでください。御腕の業を、力強い御業を来るべき世代に語り伝えさせてください。」この箇所は、葬儀や納棺式の時に用いることが多くありました。死の前に、私たちは無力な者です。ただ、親しいものを神様のもとに送るしかできません。しかし、その方が伝えてくださった神様の恵みは、次の世代へと引き継がれることを知ることができます。それは暗闇の死に与えられた光となり、私たちに与えられる希望の光となります。これも神様を信じて生きる者に与えられる大きな恵みです。